こんにちはvinvioletteの澤田です。

これまで、仕事を楽しむをテーマにより大きな枠組みを紹介してきました。
「大きな枠組み」っていうのは「何のために働くのか?」を考え、
目的意識を持つことで目の前の仕事に対する見方を変えていこうというアプローチです。

でははたしてこういった大きな枠組みで考えることは必須なのかというと、そんなことはありません。「考えておいた方がいいよ」ぐらいのもので、それがなければ仕事を楽しむことなんてできないというほどのものではありません。


そもそも物事の楽しみ方って色々あるとわけで、
もっと手軽に仕事を楽しむ方法はあります。


ということで今回はどうすれば手っ取り早く仕事を楽しめるか?をご紹介します。



そもそも仕事を楽しむ最も手っ取り早い方法はとどのつまりは達成感を得ることだと思います。

達成感、というと何か難易度の高い仕事や壮大なテーマに取り組まなければ得られないような感じがしますが、実はそんなことは全くないです。むしろ仕事に達成感を感じることができるかできないか?は取り組んでいる仕事の質の問題というよりは自分の意識の問題です。(つまり自分の心がけ次第で解決できる問題だということです)

日々を忙しく過ごしていると、「今日、何が出来れば成功なのか?」「今日、何が出来れば勝ちなのか?」「今日、どこまでやればゴールなのか?」といった1日の目的って中々意識しないものです。

これを意識していないと例えば「今週も忙しかったなー・・・あれ?でも何したんだっけ??」ただ忙しく仕事をした思い出しか残らなかったりします。そこには達成感も何もありません。逆に言うとそういったゴールを意識して日々「勝ち」を積み重ねていくだけで達成感を得ることは可能であり、そうやって達成感を得ていくプロセスで仕事も楽しめるようになるものです。

具体的な方法はすごく簡単。

メモ帳でも、手帳でも、日記でもなんでもいいので、今日のゴールを書きましょう。
で、一日の終わりに今日は勝ったのか?負けたのか?をシンプルに振り返りましょう。

とやかく考えるのはまずやめにして、日々の勝ち負けを数えてみる。
そしてとりあえず10日間続けてみる。
で、勝ち越しなのか負け越しなのかを振り返る。
どうすれば次は勝ち越せるのか?どんな工夫をするか?元々目標が高すぎるんじゃないか?
そういったことを考えながら徐々に「勝ち星」を重ねていく。

ただそれだけです。非常にシンプルなんですが、この日々の「成果の見える化」は思う以上にパワフル。
こういった足元から積み上げていくことも仕事を楽しむ上では重要なんですよね。

今さらもいいところですが、新年あけましておめでとうございます(笑)
vinvioletteの澤田です。

気づけば1月も最終週を迎えようとしていますが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか?


皆さん新年の目標ってたてました?
目標、とフォーマルな形式で考えている人もいるでしょうけれど
「今年はこんな感じにしたいな・・・」と緩やかに考えている人もいるかもしれませんね。

新年の目標というのはお正月気分の中でたてたりするもので、
忙しい日常に身を戻すとすぐに忘れてしまいがちなもの。

とはいうもののやはり目的意識をもって日々を過ごしているか否かは
日々に価値を見いだせるか否かにも関わります。
(それはひいては日々を楽しく過ごせるかにも関わります)


ということで再度目標を意識するために、
もしくは「そういえばまだ目標なんて考えてなかったかも・・・」なんて方のために
今回は遅まきながら(笑)一年間の目標の立て方をご紹介します。



目標設定の方法というのは大きくは左脳的なアプローチと右脳的なアプローチがあると思っています。
どちらがいい、というものではなく、
より自分を行動に突き動かす方のアプローチを採択すればいいと思います。
※なぜなら目標は設定することよりも、実際に行動し実現することにこそ価値があるのですから。


そもそも2通りある、とは言ったものの、基本的なアプローチの仕方は同じ。

自身として「あるべき姿(ありたい姿)」を考え、
現状とのギャップを明らかにし、
その現状とのギャップを埋めるために「何をするか」を考える。


ちなみに以前「vol10. バランスのとれた目標を持とう。」で紹介した方法は
ここで言う左脳的なアプローチにあたるので、合わせてチェックしてみてください。



さて、ということで今回は右脳的な目標設定のアプローチを紹介したいと思います。


右脳的な目標設定というのは一言で言うと
右脳つまり直感や感性を最大限に発揮する目的の設定方法です。

やることは「未来の日記」をつけるというやり方。
ベースとなる考え方はシナリオプランニングをもとにしています。


「未来の日記」と言われてもイメージしにくいとは思いますが、
今年であれば、2010年の12月31日に一年を振り返り日記を書いている設定で、
「今年は最高の一年だった。・・・」から始まる日記を作成する、というのがこの「未来の日記」です。


右脳を刺激しながら感性に任せてストーリーを描く必要があるので、
コツをつかむまで少し時間がかかるかもしれませんが、
慣れてしまうとすらすらと書けるようになります。

何よりもこの方法はロジカルに考えていた時には気づきもしなかった
自分の価値観や大切にしたいものが発見できる、というメリットがあります。

左脳的なアプローチでなんだかしっくりこない未来しか描けなかった場合はこちらの手法も試してみて下さい!


ちなみにまず日記作成にはいくつかルールがあるので、それらを紹介しておきます。


(1)心の底から「最高だな」と感じることを書く

日記の出だしにもあるとおり、この日記は今年を最高の一年として振り返るというもの。
そこで振り返るストーリーは本当に最高なものでなくてはなりません。

そのストーリーは非常に「出来すぎ」たものだろうし、
「今までにはありえない」ものになるでしょう。

それでいいんです。

書いていて、思わず顔がにやけてしまうようなイメージ。

それがこの日記の質を高める一番重要な要因です


(2)ストーリー仕立てで書く

日記は物語調で書きます。
そしてその目線は常に自分目線で書きます。

様々な最高の体験を描き、その体験に対し「どう感じたのか?」「どう思ったのか?」を
イマジネーションを働かせながら。

物語調で書くことはそれらの「事実」を読み返したときに、よりリアルさを演出します。


(3)主体的な行動の結果として結果を書く

全ての最高の経験は自分が何かしらの主体的な行動をとった結果として描かれなくてはなりません。

例えば
「道を歩いていたら100万円が落ちていた」という経験はどこにも
自分の主体的な行動が存在しません。

それに対して
「これまでの従来の変革し、顧客へのサービス運用体制を抜本的に見直し、
成果を上げたところ、大変高く評価され、100万円の特別賞与をもらえた」
といった記述であれば問題はありません。



これらのルールだけは守り、あくまで創造的に楽しく考える。
一年間を振り返るわけなのでとても長文になるでしょう。
この目的設定は長ければ長いほど価値があるのです。


ある程度目的(あるべき姿)が描けたら、
自分で読み返しもっと最高なエピソードをイメージできないか?を考え、
これ以上にない!と感じられるレベルに仕上げます。


こうやって出来上がった「最高の一年」をもとに、
一つ一つの最高の体験がなぜ起きたのか?=自分としてどのような主体的な行動が最高の体験に結びついたのか?を分析します。

それらの一つ一つの主体的な行動を実現するために何をするか?が目標になっていくわけです。


これも一人でやるよりは複数人でやることでお互いの価値観をフィードバックすることができて気づきが深まります。
ぜひ友人同士でやってみて下さい。

ではまた。

こんにちは、vinvioletteの澤田です。

このエッセーを書いているのが12月28日。
いよいよ今年も残すところ4日間となりました。

新年を迎えると心機一転「今年の抱負」だったり「今年の目標」なんてものをたてたりしますが、
やっぱり目標をたてる前に、今年一年がどういう年だったのか?をずちゃんと振り返っておかなきゃいけないですよね。

とはいえ、「振り返る」ってのはなかなかどうして、
具体的にどのようにすれば「振り返る」ことができるのか?がからないもの。

ということで今回は一年間の振り返り方をいくつか紹介させていただきます。

1.KPTに基づいた一年間の振り返り

これ、一番手っとり早いし、おススメです。なみにKPTのフレームワークについては以前にこのエッセーでもご紹介しました。

それぞれのフレームに基づいて

・Keep
やってよかった。来年もやりたい、継続させたいこと。
・Problem
課題だったこと。来年は改善したいこと。
・Try
来年新たにやってみたいこと。

を考えていく。
そうすることで一年間の振り返りと、翌年度の目標設定一度にできるというなかなかのすぐれもの。

まぁ、実際にはこの振り返りをする前にある程度、年一年でどんなことがあったかを時系列で洗い出しておくとはかどるでしょうね。


2.価値発見型の振り返り

ここでいう「価値」とは、「自分にとって何が大切なのか?」を意味します。

自分はどうすれば(もしくはどうあれば)価値を感じることができるのか?を発見するために1年間を振り返るというもの。
具体的には今年最も「充実感を感じた」「やりがいがあった」仕事をえます。

そのエピソードに対して、下記の3つの質問を自問してみましょう。


(1)その仕事の目的は何か?その目的がもし別のものであっても、やりがいを感じただろうか?

(2)その仕事の手段は何か?どのように取り組んだか?もし別のやり方で取り組んだとしても、やりがいを感じただろうか?

(3)その仕事の相手は誰か?その相手がもし別の人であったとしても、やりがいを感じただろうか?

それぞれの質問に答えていく中で、自分の答えが「NO」だったものに注目します。

答えがNOであるということは、その目的は手段や相手が自分にとってかけがえのない「価値」なわけです。

その価値がもっと見出せるようにするためにはどうすればよかったか?
そのために来年はどうするか?

こういったことを考えると来年仕事を最高に楽しむためにやるべきことが
明確になったりするんですよね。


3.関係性重視の振り返り

3つめは自分が周囲の人とどういう関係であったか?を明らかにするための振り返りです。

やり方は簡単。

(1)誰かからしてもらったこと
(2)誰かに迷惑をかけたこと
(3)誰かにして返せたこと

この3つの質問を自分に問いかけ、一年を振り返ります。じっくり、時間をかけて思い出せば出すほど(1)と(2)の多さに、(3)の少なさに気が付けるでしょう。

そうすると周囲に対する感謝の念と、来年周囲のために自分は何をして返していかなければならないか?が見えてきます。


もちろんこの他にも振り返り方は色々あるけど、ススメなのはこの3つですかね。

どれか単発でやるんじゃなくて、つともやると、自分にとっても周囲の人にとっても価値のある一年の過ごし方が見えてくると思いますよ。

=====================================================================
【編集後記】

ということで今年のエッセーはこれでおしまいです。
お付き合いいただきましてまことにありがとうございました。

来年行こうはもう少し更新頻度を増やして書いていこうと
思っていますので、読者の皆様どうぞ来年もよろしくお願いします。
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こんにちは、vinvioletteの澤田です。

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「ポジティブに考えよう」
「物事は視点やとらえ方次第で感じ方は全然違う」
「大変だと思っていることも、見方を変えれば価値を感じることができる」


このblogのテーマである「仕事を楽しむ」。

同じようなテーマの色々な情報を見ていると
ポジティブ・シンキングについて書かれていることが多いですよね。
このblogでも同じようなことを書いたこともあります。


でもね。
なんでもかんでもポジティブにとらえすぎるのはいかがなものか、とも思ったり。


確かに、
「嫌だな」とか「気が乗らないな」とか「大変だな」
そういった言うなれば【ネガティブ】な感情を抱いていたとしても、
「これを乗り越えれば得られるものがある」とか「自分の成長に結びつく」と視点を変えることができれば
ネガティブな感情を持って取り組むときよりも較べようもないぐらい高いパフォーマンスをあげられるでしょう。



でも、いつもこうでは心が疲れてしまう。
たまにはこういったネガティブな気持ちに向き合うことが重要なんじゃないかと思います。


・なぜ嫌だと感じているのか?
・なぜ気が乗らないのか?(気が乗るときとの違いは何か?)
・大変だと思ってしまうのはなぜか?本当に大変なのか?


自分の感情は心が発するメッセージ。何かしらの根拠があってメッセージを発しているわけです。


ひょっとすると自分の弱みだからかもしれない。
ひょっとすると環境の問題かもしれない。
ひょっとすると無理のしすぎかもしれない。


話はちょっと横にそれるんだけど、
人にはそれぞれ強みがあるのと同時に弱みがあるんですが、
強みを知るのと同じぐらいに弱みをしっかりと知ることは重要なんですよね。


他の人が大変だと思うような仕事でもつい時間を忘れず楽しめ、且つパフォーマンスがあげられる
-人はそれぞれそんな「強み」をもっている。
その一方で
他の人にはなんてこともないようなことなのに、
取り組むことを思い描いただけで気持ちが遅くなり、
やればやるほどあたかも自分がこの世で最もつまらない仕事をさせられている気分になってしまう
-そんな「弱み」をもっている。


弱みを改善することは非常にストレスを伴うし、
多くの場合、膨大なストレスに見合ったメリットは得られません。
よほど強みを活かすことに注力をした方が自分にも他人にもメリットがある。
(致命的な欠点であれば別だけれど)


ネガティブな感情は、そんな弱みを教えてくれるかもしれない。
解決すべき環境の問題を明らかにできるかもしれない。


なんでもかんでもポジティブにとらえようとすることは、
ともすると自分が仕事を楽しむために
(ひいては高いパフォーマンスをあげ、人から評価されるために)
解決すべき優先順位の高い課題から目を背けることになりかねないと思うんですよね。


もちろん、ポジティブに考えることを否定しているわけでも、
ネガティブに考えることを推奨しているわけではないです。
ネガティブな感情が生まれたら、その「意味」を考えてみる。


これって結構価値のあることだと思うんですよね。


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vol18. 悩みを整理する力。

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こんにちは、vinvioletteの澤田です。

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日ごろ様々な企業の人的資源に関するお悩みを聞きながら、
どうすれば課題を解決できるか?を提示するのが僕のミッションなんですが、
最近よく聞かせていただく悩みは、
この外部環境の悪化によって負け癖がついてしまっている社員に
前を向かせるためにはどうすればいいのか?というもの。


要は、「景気が悪いからね・・・」と言って目の前の仕事を
頑張ろうとしない人が増えている。


もっと言葉を選ばずに言うと、


外部環境を「頑張らなくていい理由」にしてしまっている人が増えて困っている。


そんな組織が増えているようです。


確かに一部を除いて、どこの業界であったとしても正直、外部環境は芳しくはありません。


かといってこういう環境であろうとなんだろうと、
「出来ない理由」は探せば探すだけ見つかるものです。
「どうせ頑張っても仕方ないよね・・・」と
斜に構えようと思えば、どこまでも斜に構えることはできるものです。


それはいつどんな時代だろうと変わりません。
ただ、今はそういった「出来ない言い訳」や「やらない言い訳」を
正当化しやすい時代ってだけです。


正当化しやすいってだけで、
そこから何かが生まれてくるわけがないし、
事態が好転する保証もなければ、その可能性を大きくすることもできません。


環境が苦しいからこそ、前を向く。
課題が山積みだからこそ、目の前の現実に真っ向から向き合う。


こういった姿勢が必要とされているんです。




ではどういう人が、この環境下で前を向き成果をあげるのでしょうか?



元々ポジティブな人?


僕はそうは思いません。
確かにポジティブな人はこの環境化でも前向きに課題に向き合っています。
でもポジティブな人であればこの環境下で成果を上げられるか?といえば
そうとも限りません。
(勿論ネガティブな人よりはポジティブな人の方がいつだって上げる成果は高いですが)


それよりも、この環境下でで前を向き成果をあげられる人とは、
「課題が整理できている人」であり、
「自分が解決しなくてはならない課題が何か?を明確に把握している人」
であると僕は感じています。


今、現場は様々な課題を抱えています
そしてその種類も多岐にわたります。


そんな中で、
(1)どのような課題があるか?を広い視野でもって洗い出している
(2)その課題は
 ・組織全体で取り組むべき課題なのか?
 ・自分のチームで解決すべき課題なのか?
 ・自分個人で解決できる課題なのか?
 を分類できている
(3)それらの整理をもとに、今の自分の立場を踏まえた上で
 今自分がやるべきこと(解決するべきことや、周囲への働きかけ)を明確に認識している
これら3つのポイントで物事が整理できている人は
どんな環境であっても前向きに目の前の課題に向き合い、
解決に取り組んでいるんです。


人間って、自分が解決しなくてはならない課題は何か?とか
どうすれば解決できるのか?が分かりさえすれば、
結構自分を信じて頑張れるものなんですよね。


こういうところが、人間らしい「たくましさ」だよな、と感じる今日この頃です。


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いよいよ僕らvinvioletteのイベント、In cellerの開催が
今週土曜日に迫ってきました。

大手企業・ベンチャー企業問わず、
文字通り20代後半世代のビジネスパーソンが集まる予定です。
ご都合がつく方は是非お気軽にご参加くださいませ。
お待ちしてます!

ご興味のある方は下記のホームページから詳細情報をどうぞ。


▼イベント概要ページ
http://www.vinviolette.net/event/20091031/about-in-celler.html

▼イベントblog
http://www.vinviolette.net/event/20091031/

▼FAQページ
http://www.vinviolette.net/event/20091031/faq-of-in-celler.html


さて、ここからが本題です。



最近仕事をしていいて、


「この仕事って、やりがいがあるなぁ」

「この仕事をしていてよかったなぁ」


そんな風に感じたことってありますか?
それはどんなときですか?



もし
「そんなこと言われてもすぐには思いつかないなぁ」
とか
「特にはないな」
なんて思われた方に特に今回は読んでもらいたいと思います。




はっきり言って
「(誰にとっても)やりがいのある仕事」
なんてものは世の中に存在しません。

やりがいのある仕事とやりがいのない仕事とがあるのではなくて、
仕事に対して「やりがいを感じられる人」と「やりがいを感じられない人」がいる、
この方が事実に近い表現でしょうか(勿論例外はあるけど)。

さらにいうならば、
やりがいの見出し方を知っているか、
知らないかの違い
であるともいえると僕は思っています。


勿論、
やりがいを見出し方を知っている人が、
どんな仕事をしていてもやりがいを感じることができるか?というとそんなことはないでしょう。

ただ少なくとも、やりがいの見出し方を知っているか知っていないかでは、
随分と違うのもまた事実です。


では、仕事の中からやりがいを見出すために一番重要な要素って何でしょうか?
(是非皆さんも少し考えてみてください)

 ・


 ・

 
 ・


 ・


 ・


 ・


 ・


 ・


 ・


その答えは、

「振り返る力」

だと思います。
仕事を含めた目の前の日常(現実)を時に立ち止まって「振り返る力」。


日々一生懸命仕事をしていると、
(あるいはそうでなくても)時間っていうものは本当に凄いスピードで過ぎていきます。

以前、エントロピーの増大の話を紹介しましたが、
まさに日常を振り返ることもなく整理せずにいると
「最近忙しくしているのはいいけど何やってたんだっけ?」と感じるようになります。



経験や日常が『散らかったまま』だと、
なかなかそこから価値を見出すことはできません。



そうならないように、(たまにでいいので)日々の中から
得られたものや学んだもの、、
そういったものを整理をして振り返ることってことが
仕事からやりがいを見出すために、めちゃくちゃ重要なことだと思います。



じゃあどうすれば振り返る力が身につくか、ですが。
そのためには「振り返る力」そのものをもう少し素因数分解してみればその答えがおのずと導き出せます。



つまり
ここでいう振り返る力っていうのは、
「これまでやってきたことを整理する力」
「次やるべきことを見出す力」とに分かれます。


この2側面で振り返る力を高めることで、
目の前の仕事からやりがいを見出すことができるんです。



そのための考え方っていうのは本当に色々あるんだけど、
非常にお手軽なフレームワークとしてKPTというものがあります。



KPTフレーム自体はもともとは例えばプロジェクトなんかが完了したときに、
プロジェクトそのものを振り返るときに用いたりするフレームワークなんですが、
こと【物事を振り返り、次に活かす】という意味では非常に使い勝手がいいフレームワークです。

僕は大型プロジェクトの振り返りなんかは勿論のこと、
提案案件の振り返り、期末の振り返り、1年間の振り返りなど
仕事・プライベート問わず様々な局面で活用しています。

よかったら活用してみてください。



で、その使い方はというと
まぁフレームワークって言ってもたいしたことはなく、
KPT(Keep,Problem,Try)のそれぞれの視点で
現状を洗い出すだけ。


ちなみにKPTそれぞれの意味は、


・Keep
やってよかった。次回もやりたい。継続させたいこと。
・Problem
課題だったこと。次回改善したいこと。
・Try
次回新たにやってみたいこと。


って感じです。


「振り返る」とか「反省する」って言葉には
「課題点を明確にして、解決する」っていう意味を感じがち。

でも本当は、
「何ができて、何ができなかったか?で、次何をしたいか?」

これを明確にするのが「振り返る」ということの本質なんですね。


このフレームワークのいいところは、
この3つの視点で考えながら行うことで、
変に課題点の洗い出しだけに終始せずバランスよく振り返れるんですよね。


本当に簡単なフレームワークだし、
メモ帳でもファストフードのペーパーナプキンでも
ペンさえあれば10分ぐらいで出来るものなんで、
是非2~3ヶ月に1回ぐらい振り返りをする時間を設けてみてください。


やってみると意外と

「この仕事って、やりがいがあるなぁ」

「この仕事をしていてよかったなぁ」

そう思った体験を見つけることができたりするもんです。


そしてそうやって価値を見出すことができれば、
結構前向きな目標をたてることができるし、
前向きな目標に向かって歩みだしさえすれば、
これまで無味乾燥だった仕事に価値を感じることができたりするもの。


是非お試しあれ。


■あとがき

ちなみにKPTについてはgoogleで「KPT 振り返り」と
検索すれば色々解説が出てくると思いますので、
興味のある方は是非調べてみてください。


※一応僕のブログにも以前書いたのでよろしければどうぞ。。
http://ameblo.jp/tetsu7s/entry-10358337824.html
こんにちは、vinvioletteの澤田です。

唐突ですが、過ぎ去りし高度成長期の日本で働いていた日本人は、
とても幸せだったんじゃないだろうか、と僕は時々うらやましく思います。


その幸せは非常にシンプルな論理の中に生きられたからこそ、
感じることのできた幸せだったともいえるんですが。


多くの人が「日本を世界的に豊かな経済大国にしたい」という同じベクトルを持ち、
ゆるやかではあるものの一体感があった。
そして、どうすればそこにたどりつけるかも比較的明確だった。
そして何にどれだけ貢献すれば、どのような見返りが受けられるかも明確だった。


つまり、「皆と一緒に頑張れば(働けば)望む生活が手に入る」という極めてシンプルな論理のもと、
一心に努力をすることができた時代だったわけです。


またグローバルな視点で見ても、急成長する日本市場で働くことは
ある意味世界の注目を集める市場で働くことでもあり、
それはとてもエキサイティングなことだったでしょう。


そしてまた、その時代は「働く意味」ってのは極めて明確だったわけです。


「働くのは豊かさを得るためだ。」この答えで多くの人の賛同が得られる時代だったんです。




しかし、それに比べると現代はどうでしょうか?




高度経済成長期にあった保証(とにかく頑張れば幸せになれる)は
どこにもありません。


組織の寿命も短命化し、様々な局面で何が最適かを判断しなくてはならない時代です。


僕らは不安を抱えながら、極めて複雑化した情報の中で、
無数にある選択肢の中から(もしくは選択肢すらない中から)
自ら最適な選択を選び、判断し、行動することが求められています。


誰も働くことを絶対的なものと示してはくれませんし、
むしろ働かなくてもいいんだよ、とすら考えている人も受け入れられている社会。


「消費」という指標であらわされる豊かさを粗方手に入れてしまった僕らは
改めて「働く意味」を問われているわけですね。


でも逆に言うとこれだけ豊かになったからこそ、
僕らは人生の多くの時間を費やす働くということを
楽しむこともできる環境にあるんだと思います。


少なくとも高度経済成長期の頃、
仕事を最高に楽しむなんて言ってたら「何を言ってるの?」
ぐらいの扱いだったのかな、なんて考えると
なんだかありがたい話ですよね。





とはいうものの、最近思うんです。
若手社会人は「自分探し」をし過ぎだよね、と。


自分は何がしたいんだろう
自分は将来どうなるんだろう


そういった漠然とした不安を抱えること自体は、
若いんだから仕方がないでしょう。


それよりも僕が気になるのは、
「自分が分からない」=駄目なことと何となく思っていること。
働いて間もないくせにもう自分のキャリアとかを考えちゃう人が増えてきたってこと。


はっきり言ってそんなことを悩むのは時期尚早もいいところ。


仕事を通して何が得られるかも確立しちゃいないのに、
というか、何も知りやしないのに、そんなことに今から悩んでいても意味がありません。


まぁとにかく、僕らの年代はそんな彼、彼女らに「そんな甘いこと言ってるんじゃないな」、
と言うんじゃなくて、
「自分が見つからないのはめちゃめちゃ綺麗なことなんだよ」、
とあたたかーく認めてあげる。で、考えさせる間も与えないような仕事を振りまくる(笑)


多分、これが最適な答なんですよね、きっと。


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ちょっと今回ははじめに告知をさせてください。

20代後半世代のコミュニティというコンセプトのもと、
僕と共同代表の市川とで様々な活動をしているvinvioletteですが、
10月31日に「秋の夜長に皆で語り合おう」というイベントを開催します。
(まぁ要は単なるパーティーなんですが)

当日は市川シェフのフィンガーフードを振舞わせてもらったり、
大手企業・ベンチャー企業問わず、
文字通り20代後半世代のビジネスパーソンが集まる予定です。
ご都合がつく方は是非お気軽にご参加くださいませ。
お待ちしてます!

ご興味のある方は下記のホームページから詳細情報をどうぞ。



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前回は無理に好きなことを仕事にしようとするんではなく、
自分の周囲のニーズを踏まえ目標を設定して、
それを達成すべく自分なら何ができるのか?をとことんこだわって行動に移していくってのが、
仕事を楽しむコツであることを説明しました。

■前回記事はこちらから
vol.14 仕事を楽しめているのは「やりたいことをやってるから」、ではない
http://www.vinviolette.net/contents/2009/10/vol14.html


今回はその続きとして、もう少し仕事に置き換えて目標を楽しみながら達成するコツをご紹介します。


いきなり質問なんですが


「目標を設定しろって言われても、
 仕事の目標ってぶっちゃけ自分で設定できなくない?」
と思ってる人っていませんか?


その意見って正しいです。
少なくとも半分は。


そもそも仕事をする中では「大きな目標」と「小さな目標」が存在します。


例えば
「売上げをあげろ(今期のうちのチームの予算は2億円だ)」
とか
「仕事の効率を高めろ(経費を30%カットしろ)」とか。


そういた類のある種「方向性」ともいえるものが大きな目標。

小さな目標というのは大きな目標を達成するために日々積み上げる目標をさしていて、
例えば
「売上げ目標を達成するために1日訪問を5件キープするぞ」
とか
「毎日30分ずつかけている事務処理を15分に短縮するぞ」
などがこれにあたるわけです。


この両者は連携していてはじめて価値があります。


大きな目標がないのに小さな目標を積み上げていっても方向性を見失しますし、
(何のために頑張っているのかが分からなくなる)
大きな目標だけ掲げていても日々どのように行動すればいいのか?
が分からず無意味に時間だけが過ぎていくわけです。


また、本当に設定されている目標は大きな目標を達成するために妥当なのか?も重要なポイントですよね。

で、目標を自分で設定できない理由ですが、
組織に所属している場合、えてして組織の上からは大きな目標だけが降りてくるものです。
(ですよね?)

でも一方で小さな目標はというと誰も設定はしてくれません。
いちいち上が小さな目標を設定してくれるのはよくて新人のうち。

よく現場で悩みを抱えている人の話を聞いていると、
「上はでかいことだけ言って全然現場のことを分かっていない」とか
「うちの組織には何の戦略もない」なんていう愚痴を聞いたりするんですが、
大体こういう場合は自分から小さな目標を考えようともしていないことが多いんですよね。
(本人は頑張っているつもりだったりするからいつまでたっても状況は好転しないわけですが。)


思うに主体的に動くというのは自組織の「大きな目標」は何か?を理解し、
自ら「小さな目標」を設定し、日々数えながら積み重ねていく、ということなんでしょう。


そして何より小さな目標の立て方ってのは正に自分の創意工夫のしどころでもあるわけで、
その結果、成果が生まれることで「大きな目標」を達成する過程そのものが
楽しくなるんですよね。


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これまで、「強みを活かそう」とか「目標を持とう」といった趣旨のメッセージを
何回か送らせていただいていましたが、
一つ勘違いしないでほしいことがあります。

それは、
「仕事を楽しめているのはやりたいことをやってるから、じゃない」
ということ。

最近、というかここ数年、やりたいことを仕事にしよう、好きを仕事にしよう、
なんて言葉が一般的になってきたような気がするけれど、
いささかいかがなものやろうか、と感じてさえいます。


勿論、好きなことを仕事にできれば、
それは勿論とても幸せなことなんですけど、
仕事の本質そのものには好きだとか嫌いだとかは関係ないわけですから。


そもそも仕事というものを極めてシンプルに考えると、

「こういうことをやってほしい」というニーズに
「こう応えます」という約束を結び、
実際に応えていく(その報酬としてお金をもらう)

ということ。
少なくとも「クライアントと自分」という関係にあって、
クライアントはサービスの提供者が何を好きか?になんて興味を持っちゃいません。
あるのは、きちんとニーズに応えてほしい、という想いだけでしょう。


仕事を選ぶ時にも同じことが言えますよね。


採用側には「こんなことに貢献して欲しい」というニーズがあって、
求職者側に「こんなことに貢献していきたい」という想いがある。


その二つがマッチして採用は成り立つんですが、
ここを勘違いして
「こんなことがやりたい」とか、「こんな実績がある」とか
そういったことを重点的にアピールしちゃうのは
少しお門違いなんですよね。(特に後者のお門違いは結構多い)


「やりたい」「好きだ」という想いを尊重し過ぎて
(もしくは「やりたくない」「嫌いだ」という想いを尊重し過ぎて)、
仕事をえり好みしていたんでは、
本質的にズレているとしか言い様がないわけです。


とはいえ仕事にやりがいをもって、仕事を最高に楽しめている人は
僕の周りにもいるわけですが、
そんな彼・彼女は、

・自分の「やりたいこと」を仕事としてやっているわけではないんだけど仕事を楽しめている。
・そして楽しめているからこそ非常にコミットメントできているし、何よりもパフォーマンスが高い。


これってめちゃくちゃ重要な事実だと思います。

で、彼・彼女たちが仕事を楽しめている理由は実に様々。

・自分のテーマが明確だったり
・誰かから必要とされているのを十分に感じていたり
・誰かの役に立っているのを十分に感じているからだったりする。

その共通するところというと、

好きなこと、
やりたいことを仕事にしようとしてそんな仕事なんか
見当たらなくって悶々とするよりは、
とりあえず自分のことはさておいて、
目の前の家族や仲間や友人や上司やお客様といった人たちが
自分に何を期待しているのか?を把握して、
その期待に応えるために自分なら何ができるのか?
をとことんこだわって行動に移していく。


そうすることで、
感謝されたり、必要とされたり、役に立っている実感を得たりすることで
やりがいを存分に感じられて、
そうすることでなんだか仕事っていいよな、楽しいよな、と感じている。


一言で言うならば、
「夢や目標が見つからないなら、まず目の前の仕事を我武者羅に頑張れ」
とか
「若いうちはまずは周りの期待に応えまくれ」
とかそういったことを彼・彼女はよく理解し、実践しているんです。


僕もよく後輩や部下に話したりしていますが、
特に先のことが非常にわかりにくくなってきている時代だからこそ、
これまでみたいにただ働いていれば豊かになることが保証される時代は終わったからこそ、
こういった仕事の楽しむ理由の見出し方って結構重要だと思うんですよね。


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【編集後記】

「ここ数年、我武者羅になってないんだよな・・・」
最近こんな言葉を耳にします。(というかそんな相談をよく受ける)

それってコミットメントする対象を選り好みしてるからなんじゃないの?と返していますが、
中々目先の人の期待に応えるって気乗りしないものなんでしょうかね。。。

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◆リンク

    20代後半世代のための遊び場vinviolette 10/31 @colabo cafe aoyama