2009年8月アーカイブ

こんにちは Vinviolette/バンビオレッテの澤田です。

さて、今回は皆さんがこれからのキャリアを考える上で
目標の持ち方について話をしたいと思います。

その後ちょっとした告知も書かせてもらいますので
どうぞ最後まで読んでいってください!



前回、「仕事を最高に楽しむ」状態になるには、

1.自分のテーマや目標をもっていること
2.自分の強みを活かしながら達成へ向けて歩むこと

の2つが重要だという考えを紹介しました。


では、ここでいう目標であったりテーマをどうやって探ればいいんでしょうか?


僕が思うに、目標やテーマの設定の仕方は大きく分けて、

 
(1)自分の欲求を満たすこと
(2)周り(社会)からの期待に応えること

 
の2側面から成り立っているんだと思います。


自分がやりたい・ほしいと思ったものだけ求めていても、
社会の中ではやっていけませんが、
周囲の期待にばかり振り回されていても楽しいわけがないですから。


つまり自分なりの目標やテーマを設定するためには、
自分が何を求めているのか?であったり周囲は自分に何を求めているのか?
といったことを明確にしていくプロセスの先に見えてくるものだと僕は思います。


さて、そこで質問なんですが、

「あなたが本当に求めているものは何ですか?」





さて、こう問いかけられて答えは浮かんできましたか?


正直僕なら浮かんできません(笑)
というか、僕が聞かれたなら、「なんか怪しい質問だな・・」とさえ感じ
ひいてしまうことでしょう。


で、ここで言いたいのは、
人って自分は何を求めているのか?何があれば幸せなのか?って、
自分のことなのに結構ぼんやりしてるってことです。


勿論中にはあれやこれやと思いつく人もいるでしょうが、
「それで全て?それらがあれば本当に幸せになれるの?」
と聞かれると、正直自信をもって「幸せになれる!」と応えられる人は
少ないんじゃないでしょうか?


それもそのはず。


自分の欲求に向き合うことと、
バランスをとりながらどうしたいかを考えることは殊の外難しいことなんです。

さて、ということでこれから「自分が求めていることを探るステップ」を
ご説明しますが、
本当は一人で悶々と考えずに友人・家族・仲間と話合いながらやっていくと
めちゃくちゃ価値があることなんで、
よかったらみんなでやってみてくださいね。


(1)まずは自分の軸を定めよう

まずは自分が求めるものを探求する前に重要なこと。
それは今、自分が重要だと思っている「価値基準」は何なのか?を
知ることから始めます。

ここがぼやけていると、納得のいく目標は思い描けないんで、
結構重要なポイントです。


さて、下に9つの価値基準の素材ともいえるキーワードを
並べてみました。


仕事/人間関係/教養/趣味/健康/お金/立場/環境/その他


この中で、これだけは欠かせない・この軸だけは大切にしていきたいと
思うものを5~6つ選んでください。


ちなみに各基準のイメージはこんな感じです。

1.仕事
どんな仕事をしているか?誰に対して価値を提供し、報酬を得ていたいか?

2.人間関係
家族・友人・仲間その他諸々、どのようなコミュニティに属していたいか?
どんな人と一緒にいたいか?
多く人に囲まれていたい?深く人と付き合っていたい?

3.教養
どのような教養を身につけていたい?
どのようなことが分かる人間でいたい?

4.趣味
どのような趣味をたしなんでいたい?
それによてどんな体験をしたい?

5.健康
身体面ではどうありたい?
精神面ではどうありたい?

6.お金
どの程度の資産を設けていたい?
どのようなことに消費し、どのような体験をしたい?

7.立場
どのような組織でどのような立場にたっていたい?
周囲からどのように思われていたい?

8.環境
その他、どのような環境に身をおいていたい?
変化を求める?それとも安定?

9.その他
上記のほか、これだけは譲れないんだと思う軸とは何?



(2)各価値基準ごとに自分の目標を10年後と1年後で考える

選べたでしょうか?
価値基準が選べた後はそれぞれの価値基準毎に
それぞれの分野で10年後、そして1年後にどうありたいか?を
考えてみましょう。


例えば、
僕にとって「人間関係」ってのが
めちゃくちゃ重要な価値基準のひとつなんですが、
10年後は自分の家族は勿論のこと、仲間・友人を含め、
大きな家族ともいえるようなコミュニティを作っていたい。
例えば皆で川に遊びに行ったり、
誰かの家族の記念する日をみんなで祝ったり、
そんなことが出来る大きな家族を築いていたいなぁ、と思っています。

で、
1年後はその第一歩として新しい家族を宿していたいなぁ、と。


まぁそんな感じです。
そういった具合に自分にとって価値基準となる5~6つの分野ごとに
どうありたいか?を分けて考えてみます。


そうすることで完全とはいえないまでも
非常にバランスのとれた「目指したい姿」が見えてくるんです。


繰り返しになりますが、
気心がしれた友人や家族でこれをやると
お互いの理解が深まるし、お互いに気づきを与え合うことが出来るんで、
めちゃくちゃお勧めなんで是非照れくさがらずにやってみてください!
 
ということで目標設定関連の良著です。



 


ということで告知です!

バランスのとれた充実したキャリアを目指して、
20代後半世代のための「真面目に遊び場」を提供すべく
活動しているvinvioletteですが、
来る10月31日にパーティーを行います。

どなたでも参加OKで予約不要です。
集まれば、きっと何かがそこから始まる。

是非お気軽に足を運んでみてください!


■Party infomation
@Colabo Cafe Aoyama 

date:2009/10/31 19:00~23:00
fee:3,000yen (2drink & finger food)




【編集後記】

勿論目標やテーマは日々の気づきの中で
カタチをかえるもの。

どこに向かえば価値があるではなくって、
どこかに向かって歩いていることそのものに
価値があるんでしょうね。



こんにちは Vinviolette/バンビオレッテの澤田です。

 

お盆休みは車で実家(奈良)に帰っていたのですが、

改めてETC割引のパワーを思い知らされる帰省となりました。

(めちゃめちゃ混んでました・・・)

 

さはさりとて地元というのはいいですね。

なんてったって家族も旧友も僕という人間の価値観や考え方をよく分かってくれています。

なんであれば自分以上に覚えていてくれます。

「最近どうや?」から始まる近況報告をしているうちに

「そういや前言ってたあれってどうなん?」と聞かれ、

僕自身のテーマとも言えるものを思い出せたり(忘れるなって話ですが(笑))。

 

おかげで文字通り充電完了。

ありがたい話ですね。

 

皆さんはどんな夏休みを過ごされましたか?


さてさて、話は変わりますが、今回はこのエッセーのタイトルでもある

仕事を最高に楽しむ」ということについて。

 

そもそも仕事を最高に楽しむってのはどんな状態なのか?について

少し考えてみたいと思います。

 

 

■仕事を最高に楽しむってどんな状態?


以前知人と3人で話をしていた時のことです。

僕以外の2人は起業し、個人でコンサルだったり、

カウンセラーをやったりしている人でした。

誰が言い出したかは忘れましたが、

ふと「もし手元に、自由に出来る1億円があったらどうする?何をする?」

という話になりました。

(今思うと小中学生みたいな問いかけですね(笑))

 

その場で3人ともすぐに同じ答えに至ったわけですが、

その答えというのが、


「1億円あったら、、、仕事するやろ。仕事」


という答え。

冷静に考えると大分クレイジーなんですが(笑)


ただ僕自身、今同じことを聞かれても同じように答えますし、

きっと彼らもそうなんだろうな、と思います。

 

勿論、一例ではありますが、

思うに仕事を最高に楽しむって、

あるいはこういうことなんだと思うんです。


何のために仕事をするのか?っていう価値観は人それぞれで、

ある人は社会貢献だって言うでしょうし、

ある人はただ金を稼ぐためだって言うでしょうし、

ある人はただの時間つぶしだって言うでしょう。


仕事を最高に楽しんでいる人は皆、

それぞれにテーマというか目標というものを持っていて、

そのテーマや目標に近づくために仕事をしている。

つまりテーマや目標に至るプロセスとして仕事をしている時、

「お金があるなら、もっと心置きなくテーマに近づける仕事ができる」

とまで思えるような仕事をしている時、

僕らは最高に仕事が楽しめるんだと思います。



ただこういう話をすると、

僕の周りは「あー僕は(私は)そこまでではないかなぁ」という反応を示します。

(というかたまにドン引きされますね(苦笑))

 

なんでそういう反応をするかっていうと、

僕が言う「仕事を最高に楽しむ」っていう言葉のイメージが

どうも「仕事漬け」「仕事が全て」っていうイメージと

結びついてしまっているみたいです。

 

僕自身まぁ超ワーカホリックで、

典型的なワークライフ"アン"バランスな人間であることは

全面的に認めますが。

 

でも一方で、

「仕事が全て」だとも「仕事漬けな生活」だとも思っていません。

確かにプライベート(所謂休日や勤務時間後)であっても

仕事のことを考えることはままあります。

 

その一方で仕事中にプライベートのことを考えることだってままあります。

というかその線引きをすること自体があまりないんです。

 

僕の周りにいる「仕事を最高に楽しんでいる人」を

観察していても感じることですが、

(そしてそれはまた僕自身にも言えることですが)

所謂世間一般で言われる仕事とプライベートの間に

境目はあまりないんじゃないかと思います。

 

なぜなら仕事もプライベートもテーマを実現する(目標を達成する)ために

必要不可欠なものだと思っているから。

 

仕事は仕事。

プライベートはプライベート。

 

そうやって明確に区切ってしまうことは

僕のテーマから僕を遠ざけてしまうんですよね。

 

つまるところ「仕事漬け」というよりも「テーマ漬け」。

 

これはこれで結構いいもんだと思うんですけどね(笑)

少なくとも起きている時間の6割ぐらいは仕事に費やされるわけだし、

その時間をどうせなら楽しく過ごしたいですからね。

 


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【編集後記】

ちなみにここで言うテーマや目標ってのはどんなものかって言うと、

仕事で◎◎がしてみたい、とかそういうんじゃないです。

 

生きていく上で

・どんな自分でいたいか?

・どんな生活(それこそ仕事もプライベートも含めて)を送りたいか?

といった自分の人生における「どうありたいか?」をテーマや目標と呼んでます。

まぁ、ここについてはまた別の機会で詳しく書いてみます!

 

どうせ仕事をするなら面白い仕事に携わりたい」とは誰もが思うことです。

本来働くを意味するWorkという言葉は古ゲルマン語にルーツをもつ、「weorc」を語源としており「自分のやりたいことに勤める」という意味です。(骨が折れる気の進まない労働はlaborに使用されます)

なにはともあれ人生の中で仕事に費やす時間は長い(人生の4分の1ぐらい?)。であれば、その体験をより幸せなもの、充実感を得られるもの、面白いものにしたい、laborではなくworkにしたいと思うのは当然のことでしょう。

そこで今回の記事では、どうすれば最高に面白い仕事を手にすることができるのか?についてヒントとなる考え方を紹介します。


■そもそも面白い仕事って何?

少し考えてほしいのですが、「面白い仕事」ってどんなものでしょうか?

  • クリエイティビティが発揮できる仕事(例えば提案書を作ったり)?
  • 正確性が問われる仕事(膨大な資料を整理したり)?
  • コミュニケーション能力が発揮できる仕事(人前で講演したり)?

勿論、この問いに対する答えは人によって答えが異なります。なぜ異なるのか?その答えは自分の強みが発揮できる仕事を人は「面白い」と感じるものであり、人によって強みは異なるからです。

ちょっとこのメカニズムを考えてみましょう。


■強みが発揮される=面白いと感じる?

強みって何?という点についてはこれまでも何回か説明をしてきましたが、端的に言うと「思わず我を忘れて無我夢中/没頭してしまう特性」であり、好きこそものの上手なれではないですが、結果的に強みを持っていない人に比べて圧倒的に成果を上げてしまうことができるもの。

それが強みです。

例えば僕の強みである「最上思考」を取り上げてみます。(この強み自体はstrength finderで診断されたものです)クライアントに対する提案やコンテンツの開発を行っている際に、僕がいつも口癖のように話すのは「そもそも」「最適な提案を」「とことんコミットメント」「とにかく最大のインパクトを」などの言葉を口にします。やると決めたらとことんのところまで(周りからすると「そこまで考えなくてもいいんじゃ・・・」と言われるところまで)最上の価値を提供することにこだわろうとする自分がいます。僕自身、こういう最上のものを考えること自体全く苦ではないしむしろいつも喜んで取り組んでしまうのですが、それを部下を持ち始めたときに部下に同じスタンスを求めたらとても苦しまれてしまいました。その答えは僕は「最上思考」という強みを持っているのですがその部下にはその強みをもっていなかったのです。


この事例からも分かるように強みを持っている人からすると「これって他の人も一緒じゃないの?」と思ってしまう程に本人にとってはあって当たり前の特性だったりします、しかし人それぞれが持っている強みはやはり人それぞれなのです。それに気付かずに「こういう仕事をすれば楽しいだろう/やりがいがあるだろう」と考えるのは誤りを招きます。

もうひとつ重要な点は、「強みを活かせる仕事」を探すのではなく「与えられた仕事に対して自分の強みを活かす」が非常に重要であるということです。


■強みを活かして仕事をする

上述の例で最上思考を持つ僕の仕事のスタイルを部下に押し付けたところ、部下が相当に苦しんでしまったことを紹介しました。その後この部下がどうなったかというと、提案内容にこるのではなく、様々な部門の人間とコンテンツを調整し、作成してもらった提案書をもってお客様先に訪問する営業スタイルに変換したところとても成果があがりはじめ仕事に対するモチベーションもぐんとあがりました。

これはその部下の強み「社交性」「コミュニケーション」であり、これらの強みが活きたからこその成果です、

これらの事例からも分かるように、単に営業という一職種をとったとしても、僕のように提案内容/ロジックで攻める営業に強みをもっている人と顧客とのリレーションを深め、営業に強みを活かすというスタイルもあり、一つの仕事をするのに不要な強みというのは存在しない、ということです。

つまり、自分の強みにあった仕事を待つのではなく、目の前の仕事に対してどうすれば自分の強みが活かせるのか?を考えることが仕事を最高に楽しむために必須事項であると想います。


■強みを発揮すると面白い仕事につながる?

勿論強みを発揮することそのものも没頭し楽しいのですが、それ以上に強みにフォーカスできることで働く楽しさを倍増させてくれます。

  • 強みを活かすことで、成果をあげられる(評価される楽しさ)
  • 周りから強みが認知されることで、次々に強みを活かせる仕事が舞い込んでくる
  • 次々に任される仕事の難易度が徐々に上がっていく
  • 適度な難易度と自分の能力の発揮具合が双方ともに高い状態になる(フロー状態)

この最後の「適度な難易度と自分の能力の発揮具合が双方ともに高い状態」のことを心理学者のチクセントミハイはフローと呼んでいますが、この状態になると人は心の底から興奮し、我を忘れて目の前のことに取り組めるようになります。


■そんなに強みにフォーカスして大丈夫?

誰しもに強みにフォーカスした成長の仕方を話すとき、とても不安げな顔をして「もっと自分の弱点を改善した方が・・・・」と語られることがあります。しかしこの点についてはほぼ確固たる答えが存在します。それは「強みにフォーカスして生きたとしても誰も不幸にはならないし、むしろ自分も周りもhappyになれる」というものです。

まずもって上司は(真っ当な上司であれば)、部下のまず強みを発見しようとします。なぜならばそういった強みをまず活かすことこそがその部下の成長を促すことになることを知っているからです。

また弱点は強みの相対的な存在です。強みも弱みものであり、容易にかえることはできません。弱みを克服するよりはまずは強みをとことん活かすためにはどうすべきか?を検討した方が経済合理性の面からしても効率的です。

周囲についてもあなたの強みを知っていれば、多少の弱み・課題が目に入っても「まぁこの人は○○な人だし」と諦めがつくというものです。

むしろ上司にとっても周囲の人にとっても強みが分からないときはどうしてもその人の弱点・課題ばかりに目がいきます。一度相手の弱点や課題が目につくとその後もずっとそういったレッテルを張られ続けることもあります。これらの周囲からの課題認識を克服することは本当に一朝一夕ではありません。だからこそ自身の強みにフォーカスし、きちんとアピールすることが重要です。

 


 

ちなみに・・・

これに近しい考え方がスタンフォード大学のクランボルツ教授らが

提唱している「planned happenstance theory(プランド・ハップンスタンス・セオリー/計画された偶発性)」ですね。

簡単に説明すると、

これだけ変化が激しい時代なんだから、

「いついつまでにこうなりたいから今のうちにこうしておこう!」

とか考えても無駄(というか計画通り進む保証はほとんどない)で、

むしろ「キャリアは基本的に予期しない偶然の出来事によってその8割が形成される」

という考え方です。

日本では慶応大の高橋俊介教授なんかがよく説明してます。

僕自身、この考えにはとても共感していて、

先のことをとやかく考えるのは「たまに」するようにして、

将来の偶然を引き寄せるために「今、目の前の現実」で全力で向き合う。

それこそが自分のキャリアを切り開く近道だと思います。

 

よろしければここらへんの本も読んでみてはどうでしょうか。

 

 

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【編集後記】

最近の若者は仕事の意味や目的に納得がいかないと

真剣に取り組まない、というのがここ数年人材教育の

常識になりつつありますが、

その中でもはじめからえり好みせずに

自分から価値を見出して全力で仕事を打ち返している人もいます。

 

職場内での評価は2極化していく傾向にあって、

そういった全力で打ち返せる人に今後所謂面白い仕事が

集中していくのかもしれませんね。

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