さて、今回は皆さんがこれからのキャリアを考える上で
2009年8月アーカイブ
さて、今回は皆さんがこれからのキャリアを考える上で
こんにちは Vinviolette/バンビオレッテの澤田です。
お盆休みは車で実家(奈良)に帰っていたのですが、
改めてETC割引のパワーを思い知らされる帰省となりました。
(めちゃめちゃ混んでました・・・)
さはさりとて地元というのはいいですね。
なんてったって家族も旧友も僕という人間の価値観や考え方をよく分かってくれています。
なんであれば自分以上に覚えていてくれます。
「最近どうや?」から始まる近況報告をしているうちに
「そういや前言ってたあれってどうなん?」と聞かれ、
僕自身のテーマとも言えるものを思い出せたり(忘れるなって話ですが(笑))。
おかげで文字通り充電完了。
ありがたい話ですね。
皆さんはどんな夏休みを過ごされましたか?
さてさて、話は変わりますが、今回はこのエッセーのタイトルでもある
「仕事を最高に楽しむ」ということについて。
そもそも仕事を最高に楽しむってのはどんな状態なのか?について
少し考えてみたいと思います。
■仕事を最高に楽しむってどんな状態?
以前知人と3人で話をしていた時のことです。
僕以外の2人は起業し、個人でコンサルだったり、
カウンセラーをやったりしている人でした。
誰が言い出したかは忘れましたが、
ふと「もし手元に、自由に出来る1億円があったらどうする?何をする?」
という話になりました。
(今思うと小中学生みたいな問いかけですね(笑))
その場で3人ともすぐに同じ答えに至ったわけですが、
その答えというのが、
「1億円あったら、、、仕事するやろ。仕事」
という答え。
冷静に考えると大分クレイジーなんですが(笑)
ただ僕自身、今同じことを聞かれても同じように答えますし、
きっと彼らもそうなんだろうな、と思います。
勿論、一例ではありますが、
思うに仕事を最高に楽しむって、
あるいはこういうことなんだと思うんです。
何のために仕事をするのか?っていう価値観は人それぞれで、
ある人は社会貢献だって言うでしょうし、
ある人はただ金を稼ぐためだって言うでしょうし、
ある人はただの時間つぶしだって言うでしょう。
仕事を最高に楽しんでいる人は皆、
それぞれにテーマというか目標というものを持っていて、
そのテーマや目標に近づくために仕事をしている。
つまりテーマや目標に至るプロセスとして仕事をしている時、
「お金があるなら、もっと心置きなくテーマに近づける仕事ができる」
とまで思えるような仕事をしている時、
僕らは最高に仕事が楽しめるんだと思います。
■
ただこういう話をすると、
僕の周りは「あー僕は(私は)そこまでではないかなぁ」という反応を示します。
(というかたまにドン引きされますね(苦笑))
なんでそういう反応をするかっていうと、
僕が言う「仕事を最高に楽しむ」っていう言葉のイメージが
どうも「仕事漬け」「仕事が全て」っていうイメージと
結びついてしまっているみたいです。
僕自身まぁ超ワーカホリックで、
典型的なワークライフ"アン"バランスな人間であることは
全面的に認めますが。
でも一方で、
「仕事が全て」だとも「仕事漬けな生活」だとも思っていません。
確かにプライベート(所謂休日や勤務時間後)であっても
仕事のことを考えることはままあります。
その一方で仕事中にプライベートのことを考えることだってままあります。
というかその線引きをすること自体があまりないんです。
僕の周りにいる「仕事を最高に楽しんでいる人」を
観察していても感じることですが、
(そしてそれはまた僕自身にも言えることですが)
所謂世間一般で言われる仕事とプライベートの間に
境目はあまりないんじゃないかと思います。
なぜなら仕事もプライベートもテーマを実現する(目標を達成する)ために
必要不可欠なものだと思っているから。
仕事は仕事。
プライベートはプライベート。
そうやって明確に区切ってしまうことは
僕のテーマから僕を遠ざけてしまうんですよね。
つまるところ「仕事漬け」というよりも「テーマ漬け」。
これはこれで結構いいもんだと思うんですけどね(笑)
少なくとも起きている時間の6割ぐらいは仕事に費やされるわけだし、
その時間をどうせなら楽しく過ごしたいですからね。
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【編集後記】
ちなみにここで言うテーマや目標ってのはどんなものかって言うと、
仕事で◎◎がしてみたい、とかそういうんじゃないです。
生きていく上で
・どんな自分でいたいか?
・どんな生活(それこそ仕事もプライベートも含めて)を送りたいか?
といった自分の人生における「どうありたいか?」をテーマや目標と呼んでます。
まぁ、ここについてはまた別の機会で詳しく書いてみます!
- クリエイティビティが発揮できる仕事(例えば提案書を作ったり)?
- 正確性が問われる仕事(膨大な資料を整理したり)?
- コミュニケーション能力が発揮できる仕事(人前で講演したり)?
例えば僕の強みである「最上思考」を取り上げてみます。(この強み自体はstrength finderで診断されたものです)クライアントに対する提案やコンテンツの開発を行っている際に、僕がいつも口癖のように話すのは「そもそも」「最適な提案を」「とことんコミットメント」「とにかく最大のインパクトを」などの言葉を口にします。やると決めたらとことんのところまで(周りからすると「そこまで考えなくてもいいんじゃ・・・」と言われるところまで)最上の価値を提供することにこだわろうとする自分がいます。僕自身、こういう最上のものを考えること自体全く苦ではないしむしろいつも喜んで取り組んでしまうのですが、それを部下を持ち始めたときに部下に同じスタンスを求めたらとても苦しまれてしまいました。その答えは僕は「最上思考」という強みを持っているのですがその部下にはその強みをもっていなかったのです。
この事例からも分かるように強みを持っている人からすると「これって他の人も一緒じゃないの?」と思ってしまう程に本人にとってはあって当たり前の特性だったりします、しかし人それぞれが持っている強みはやはり人それぞれなのです。それに気付かずに「こういう仕事をすれば楽しいだろう/やりがいがあるだろう」と考えるのは誤りを招きます。
もうひとつ重要な点は、「強みを活かせる仕事」を探すのではなく「与えられた仕事に対して自分の強みを活かす」が非常に重要であるということです。
■強みを活かして仕事をする
上述の例で最上思考を持つ僕の仕事のスタイルを部下に押し付けたところ、部下が相当に苦しんでしまったことを紹介しました。その後この部下がどうなったかというと、提案内容にこるのではなく、様々な部門の人間とコンテンツを調整し、作成してもらった提案書をもってお客様先に訪問する営業スタイルに変換したところとても成果があがりはじめ仕事に対するモチベーションもぐんとあがりました。
これはその部下の強み「社交性」「コミュニケーション」であり、これらの強みが活きたからこその成果です、
これらの事例からも分かるように、単に営業という一職種をとったとしても、僕のように提案内容/ロジックで攻める営業に強みをもっている人と顧客とのリレーションを深め、営業に強みを活かすというスタイルもあり、一つの仕事をするのに不要な強みというのは存在しない、ということです。
つまり、自分の強みにあった仕事を待つのではなく、目の前の仕事に対してどうすれば自分の強みが活かせるのか?を考えることが仕事を最高に楽しむために必須事項であると想います。
■強みを発揮すると面白い仕事につながる?
勿論強みを発揮することそのものも没頭し楽しいのですが、それ以上に強みにフォーカスできることで働く楽しさを倍増させてくれます。
- 強みを活かすことで、成果をあげられる(評価される楽しさ)
- 周りから強みが認知されることで、次々に強みを活かせる仕事が舞い込んでくる
- 次々に任される仕事の難易度が徐々に上がっていく
- 適度な難易度と自分の能力の発揮具合が双方ともに高い状態になる(フロー状態)
この最後の「適度な難易度と自分の能力の発揮具合が双方ともに高い状態」のことを心理学者のチクセントミハイはフローと呼んでいますが、この状態になると人は心の底から興奮し、我を忘れて目の前のことに取り組めるようになります。
■そんなに強みにフォーカスして大丈夫?
誰しもに強みにフォーカスした成長の仕方を話すとき、とても不安げな顔をして「もっと自分の弱点を改善した方が・・・・」と語られることがあります。しかしこの点についてはほぼ確固たる答えが存在します。それは「強みにフォーカスして生きたとしても誰も不幸にはならないし、むしろ自分も周りもhappyになれる」というものです。
まずもって上司は(真っ当な上司であれば)、部下のまず強みを発見しようとします。なぜならばそういった強みをまず活かすことこそがその部下の成長を促すことになることを知っているからです。
また弱点は強みの相対的な存在です。強みも弱みものであり、容易にかえることはできません。弱みを克服するよりはまずは強みをとことん活かすためにはどうすべきか?を検討した方が経済合理性の面からしても効率的です。
周囲についてもあなたの強みを知っていれば、多少の弱み・課題が目に入っても「まぁこの人は○○な人だし」と諦めがつくというものです。
むしろ上司にとっても周囲の人にとっても強みが分からないときはどうしてもその人の弱点・課題ばかりに目がいきます。一度相手の弱点や課題が目につくとその後もずっとそういったレッテルを張られ続けることもあります。これらの周囲からの課題認識を克服することは本当に一朝一夕ではありません。だからこそ自身の強みにフォーカスし、きちんとアピールすることが重要です。
ちなみに・・・
これに近しい考え方がスタンフォード大学のクランボルツ教授らが
提唱している「planned happenstance theory(プランド・ハップンスタンス・セオリー/計画された偶発性)」ですね。
簡単に説明すると、
これだけ変化が激しい時代なんだから、
「いついつまでにこうなりたいから今のうちにこうしておこう!」
とか考えても無駄(というか計画通り進む保証はほとんどない)で、
むしろ「キャリアは基本的に予期しない偶然の出来事によってその8割が形成される」
という考え方です。
日本では慶応大の高橋俊介教授なんかがよく説明してます。
僕自身、この考えにはとても共感していて、
先のことをとやかく考えるのは「たまに」するようにして、
将来の偶然を引き寄せるために「今、目の前の現実」で全力で向き合う。
それこそが自分のキャリアを切り開く近道だと思います。
よろしければここらへんの本も読んでみてはどうでしょうか。
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【編集後記】
最近の若者は仕事の意味や目的に納得がいかないと
真剣に取り組まない、というのがここ数年人材教育の
常識になりつつありますが、
その中でもはじめからえり好みせずに
自分から価値を見出して全力で仕事を打ち返している人もいます。
職場内での評価は2極化していく傾向にあって、
そういった全力で打ち返せる人に今後所謂面白い仕事が
集中していくのかもしれませんね。
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