2009年10月アーカイブ

いよいよ僕らvinvioletteのイベント、In cellerの開催が
今週土曜日に迫ってきました。

大手企業・ベンチャー企業問わず、
文字通り20代後半世代のビジネスパーソンが集まる予定です。
ご都合がつく方は是非お気軽にご参加くださいませ。
お待ちしてます!

ご興味のある方は下記のホームページから詳細情報をどうぞ。


▼イベント概要ページ
http://www.vinviolette.net/event/20091031/about-in-celler.html

▼イベントblog
http://www.vinviolette.net/event/20091031/

▼FAQページ
http://www.vinviolette.net/event/20091031/faq-of-in-celler.html


さて、ここからが本題です。



最近仕事をしていいて、


「この仕事って、やりがいがあるなぁ」

「この仕事をしていてよかったなぁ」


そんな風に感じたことってありますか?
それはどんなときですか?



もし
「そんなこと言われてもすぐには思いつかないなぁ」
とか
「特にはないな」
なんて思われた方に特に今回は読んでもらいたいと思います。




はっきり言って
「(誰にとっても)やりがいのある仕事」
なんてものは世の中に存在しません。

やりがいのある仕事とやりがいのない仕事とがあるのではなくて、
仕事に対して「やりがいを感じられる人」と「やりがいを感じられない人」がいる、
この方が事実に近い表現でしょうか(勿論例外はあるけど)。

さらにいうならば、
やりがいの見出し方を知っているか、
知らないかの違い
であるともいえると僕は思っています。


勿論、
やりがいを見出し方を知っている人が、
どんな仕事をしていてもやりがいを感じることができるか?というとそんなことはないでしょう。

ただ少なくとも、やりがいの見出し方を知っているか知っていないかでは、
随分と違うのもまた事実です。


では、仕事の中からやりがいを見出すために一番重要な要素って何でしょうか?
(是非皆さんも少し考えてみてください)

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その答えは、

「振り返る力」

だと思います。
仕事を含めた目の前の日常(現実)を時に立ち止まって「振り返る力」。


日々一生懸命仕事をしていると、
(あるいはそうでなくても)時間っていうものは本当に凄いスピードで過ぎていきます。

以前、エントロピーの増大の話を紹介しましたが、
まさに日常を振り返ることもなく整理せずにいると
「最近忙しくしているのはいいけど何やってたんだっけ?」と感じるようになります。



経験や日常が『散らかったまま』だと、
なかなかそこから価値を見出すことはできません。



そうならないように、(たまにでいいので)日々の中から
得られたものや学んだもの、、
そういったものを整理をして振り返ることってことが
仕事からやりがいを見出すために、めちゃくちゃ重要なことだと思います。



じゃあどうすれば振り返る力が身につくか、ですが。
そのためには「振り返る力」そのものをもう少し素因数分解してみればその答えがおのずと導き出せます。



つまり
ここでいう振り返る力っていうのは、
「これまでやってきたことを整理する力」
「次やるべきことを見出す力」とに分かれます。


この2側面で振り返る力を高めることで、
目の前の仕事からやりがいを見出すことができるんです。



そのための考え方っていうのは本当に色々あるんだけど、
非常にお手軽なフレームワークとしてKPTというものがあります。



KPTフレーム自体はもともとは例えばプロジェクトなんかが完了したときに、
プロジェクトそのものを振り返るときに用いたりするフレームワークなんですが、
こと【物事を振り返り、次に活かす】という意味では非常に使い勝手がいいフレームワークです。

僕は大型プロジェクトの振り返りなんかは勿論のこと、
提案案件の振り返り、期末の振り返り、1年間の振り返りなど
仕事・プライベート問わず様々な局面で活用しています。

よかったら活用してみてください。



で、その使い方はというと
まぁフレームワークって言ってもたいしたことはなく、
KPT(Keep,Problem,Try)のそれぞれの視点で
現状を洗い出すだけ。


ちなみにKPTそれぞれの意味は、


・Keep
やってよかった。次回もやりたい。継続させたいこと。
・Problem
課題だったこと。次回改善したいこと。
・Try
次回新たにやってみたいこと。


って感じです。


「振り返る」とか「反省する」って言葉には
「課題点を明確にして、解決する」っていう意味を感じがち。

でも本当は、
「何ができて、何ができなかったか?で、次何をしたいか?」

これを明確にするのが「振り返る」ということの本質なんですね。


このフレームワークのいいところは、
この3つの視点で考えながら行うことで、
変に課題点の洗い出しだけに終始せずバランスよく振り返れるんですよね。


本当に簡単なフレームワークだし、
メモ帳でもファストフードのペーパーナプキンでも
ペンさえあれば10分ぐらいで出来るものなんで、
是非2~3ヶ月に1回ぐらい振り返りをする時間を設けてみてください。


やってみると意外と

「この仕事って、やりがいがあるなぁ」

「この仕事をしていてよかったなぁ」

そう思った体験を見つけることができたりするもんです。


そしてそうやって価値を見出すことができれば、
結構前向きな目標をたてることができるし、
前向きな目標に向かって歩みだしさえすれば、
これまで無味乾燥だった仕事に価値を感じることができたりするもの。


是非お試しあれ。


■あとがき

ちなみにKPTについてはgoogleで「KPT 振り返り」と
検索すれば色々解説が出てくると思いますので、
興味のある方は是非調べてみてください。


※一応僕のブログにも以前書いたのでよろしければどうぞ。。
http://ameblo.jp/tetsu7s/entry-10358337824.html
こんにちは、vinvioletteの澤田です。

唐突ですが、過ぎ去りし高度成長期の日本で働いていた日本人は、
とても幸せだったんじゃないだろうか、と僕は時々うらやましく思います。


その幸せは非常にシンプルな論理の中に生きられたからこそ、
感じることのできた幸せだったともいえるんですが。


多くの人が「日本を世界的に豊かな経済大国にしたい」という同じベクトルを持ち、
ゆるやかではあるものの一体感があった。
そして、どうすればそこにたどりつけるかも比較的明確だった。
そして何にどれだけ貢献すれば、どのような見返りが受けられるかも明確だった。


つまり、「皆と一緒に頑張れば(働けば)望む生活が手に入る」という極めてシンプルな論理のもと、
一心に努力をすることができた時代だったわけです。


またグローバルな視点で見ても、急成長する日本市場で働くことは
ある意味世界の注目を集める市場で働くことでもあり、
それはとてもエキサイティングなことだったでしょう。


そしてまた、その時代は「働く意味」ってのは極めて明確だったわけです。


「働くのは豊かさを得るためだ。」この答えで多くの人の賛同が得られる時代だったんです。




しかし、それに比べると現代はどうでしょうか?




高度経済成長期にあった保証(とにかく頑張れば幸せになれる)は
どこにもありません。


組織の寿命も短命化し、様々な局面で何が最適かを判断しなくてはならない時代です。


僕らは不安を抱えながら、極めて複雑化した情報の中で、
無数にある選択肢の中から(もしくは選択肢すらない中から)
自ら最適な選択を選び、判断し、行動することが求められています。


誰も働くことを絶対的なものと示してはくれませんし、
むしろ働かなくてもいいんだよ、とすら考えている人も受け入れられている社会。


「消費」という指標であらわされる豊かさを粗方手に入れてしまった僕らは
改めて「働く意味」を問われているわけですね。


でも逆に言うとこれだけ豊かになったからこそ、
僕らは人生の多くの時間を費やす働くということを
楽しむこともできる環境にあるんだと思います。


少なくとも高度経済成長期の頃、
仕事を最高に楽しむなんて言ってたら「何を言ってるの?」
ぐらいの扱いだったのかな、なんて考えると
なんだかありがたい話ですよね。





とはいうものの、最近思うんです。
若手社会人は「自分探し」をし過ぎだよね、と。


自分は何がしたいんだろう
自分は将来どうなるんだろう


そういった漠然とした不安を抱えること自体は、
若いんだから仕方がないでしょう。


それよりも僕が気になるのは、
「自分が分からない」=駄目なことと何となく思っていること。
働いて間もないくせにもう自分のキャリアとかを考えちゃう人が増えてきたってこと。


はっきり言ってそんなことを悩むのは時期尚早もいいところ。


仕事を通して何が得られるかも確立しちゃいないのに、
というか、何も知りやしないのに、そんなことに今から悩んでいても意味がありません。


まぁとにかく、僕らの年代はそんな彼、彼女らに「そんな甘いこと言ってるんじゃないな」、
と言うんじゃなくて、
「自分が見つからないのはめちゃめちゃ綺麗なことなんだよ」、
とあたたかーく認めてあげる。で、考えさせる間も与えないような仕事を振りまくる(笑)


多分、これが最適な答なんですよね、きっと。


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こんにちは、vinvioletteの澤田です。

★"20代後半世代"のためのコミュニティサイトvinviolette/バンビオレッテ
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前回は無理に好きなことを仕事にしようとするんではなく、
自分の周囲のニーズを踏まえ目標を設定して、
それを達成すべく自分なら何ができるのか?をとことんこだわって行動に移していくってのが、
仕事を楽しむコツであることを説明しました。

■前回記事はこちらから

今回はその続きとして、もう少し仕事に置き換えて目標を楽しみながら達成するコツをご紹介します。


いきなり質問なんですが


「目標を設定しろって言われても、
 仕事の目標ってぶっちゃけ自分で設定できなくない?」
と思ってる人っていませんか?


その意見って正しいです。
少なくとも半分は。


そもそも仕事をする中では「大きな目標」と「小さな目標」が存在します。


例えば
「売上げをあげろ(今期のうちのチームの予算は2億円だ)」
とか
「仕事の効率を高めろ(経費を30%カットしろ)」とか。


そういた類のある種「方向性」ともいえるものが大きな目標。

小さな目標というのは大きな目標を達成するために日々積み上げる目標をさしていて、
例えば
「売上げ目標を達成するために1日訪問を5件キープするぞ」
とか
「毎日30分ずつかけている事務処理を15分に短縮するぞ」
などがこれにあたるわけです。


この両者は連携していてはじめて価値があります。


大きな目標がないのに小さな目標を積み上げていっても方向性を見失しますし、
(何のために頑張っているのかが分からなくなる)
大きな目標だけ掲げていても日々どのように行動すればいいのか?
が分からず無意味に時間だけが過ぎていくわけです。


また、本当に設定されている目標は大きな目標を達成するために妥当なのか?も重要なポイントですよね。

で、目標を自分で設定できない理由ですが、
組織に所属している場合、えてして組織の上からは大きな目標だけが降りてくるものです。
(ですよね?)

でも一方で小さな目標はというと誰も設定はしてくれません。
いちいち上が小さな目標を設定してくれるのはよくて新人のうち。

よく現場で悩みを抱えている人の話を聞いていると、
「上はでかいことだけ言って全然現場のことを分かっていない」とか
「うちの組織には何の戦略もない」なんていう愚痴を聞いたりするんですが、
大体こういう場合は自分から小さな目標を考えようともしていないことが多いんですよね。
(本人は頑張っているつもりだったりするからいつまでたっても状況は好転しないわけですが。)


思うに主体的に動くというのは自組織の「大きな目標」は何か?を理解し、
自ら「小さな目標」を設定し、日々数えながら積み重ねていく、ということなんでしょう。


そして何より小さな目標の立て方ってのは正に自分の創意工夫のしどころでもあるわけで、
その結果、成果が生まれることで「大きな目標」を達成する過程そのものが
楽しくなるんですよね。


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これまで、「強みを活かそう」とか「目標を持とう」といった趣旨のメッセージを
何回か送らせていただいていましたが、
一つ勘違いしないでほしいことがあります。

それは、
「仕事を楽しめているのはやりたいことをやってるから、じゃない」
ということ。

最近、というかここ数年、やりたいことを仕事にしよう、好きを仕事にしよう、
なんて言葉が一般的になってきたような気がするけれど、
いささかいかがなものやろうか、と感じてさえいます。


勿論、好きなことを仕事にできれば、
それは勿論とても幸せなことなんですけど、
仕事の本質そのものには好きだとか嫌いだとかは関係ないわけですから。


そもそも仕事というものを極めてシンプルに考えると、

「こういうことをやってほしい」というニーズに
「こう応えます」という約束を結び、
実際に応えていく(その報酬としてお金をもらう)

ということ。
少なくとも「クライアントと自分」という関係にあって、
クライアントはサービスの提供者が何を好きか?になんて興味を持っちゃいません。
あるのは、きちんとニーズに応えてほしい、という想いだけでしょう。


仕事を選ぶ時にも同じことが言えますよね。


採用側には「こんなことに貢献して欲しい」というニーズがあって、
求職者側に「こんなことに貢献していきたい」という想いがある。


その二つがマッチして採用は成り立つんですが、
ここを勘違いして
「こんなことがやりたい」とか、「こんな実績がある」とか
そういったことを重点的にアピールしちゃうのは
少しお門違いなんですよね。(特に後者のお門違いは結構多い)


「やりたい」「好きだ」という想いを尊重し過ぎて
(もしくは「やりたくない」「嫌いだ」という想いを尊重し過ぎて)、
仕事をえり好みしていたんでは、
本質的にズレているとしか言い様がないわけです。


とはいえ仕事にやりがいをもって、仕事を最高に楽しめている人は
僕の周りにもいるわけですが、
そんな彼・彼女は、

・自分の「やりたいこと」を仕事としてやっているわけではないんだけど仕事を楽しめている。
・そして楽しめているからこそ非常にコミットメントできているし、何よりもパフォーマンスが高い。


これってめちゃくちゃ重要な事実だと思います。

で、彼・彼女たちが仕事を楽しめている理由は実に様々。

・自分のテーマが明確だったり
・誰かから必要とされているのを十分に感じていたり
・誰かの役に立っているのを十分に感じているからだったりする。

その共通するところというと、

好きなこと、
やりたいことを仕事にしようとしてそんな仕事なんか
見当たらなくって悶々とするよりは、
とりあえず自分のことはさておいて、
目の前の家族や仲間や友人や上司やお客様といった人たちが
自分に何を期待しているのか?を把握して、
その期待に応えるために自分なら何ができるのか?
をとことんこだわって行動に移していく。


そうすることで、
感謝されたり、必要とされたり、役に立っている実感を得たりすることで
やりがいを存分に感じられて、
そうすることでなんだか仕事っていいよな、楽しいよな、と感じている。


一言で言うならば、
「夢や目標が見つからないなら、まず目の前の仕事を我武者羅に頑張れ」
とか
「若いうちはまずは周りの期待に応えまくれ」
とかそういったことを彼・彼女はよく理解し、実践しているんです。


僕もよく後輩や部下に話したりしていますが、
特に先のことが非常にわかりにくくなってきている時代だからこそ、
これまでみたいにただ働いていれば豊かになることが保証される時代は終わったからこそ、
こういった仕事の楽しむ理由の見出し方って結構重要だと思うんですよね。


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【編集後記】

「ここ数年、我武者羅になってないんだよな・・・」
最近こんな言葉を耳にします。(というかそんな相談をよく受ける)

それってコミットメントする対象を選り好みしてるからなんじゃないの?と返していますが、
中々目先の人の期待に応えるって気乗りしないものなんでしょうかね。。。

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